2012年に導入された認証チップは、ポートに接続されたアクセサリが、アップルのMFi(Made for iPhone/iPad)認証プログラムのライセンスを受けたものであることを確認するためのものだ。MFi認証に関するロイヤリティは公開されていないが、コネクタ1個あたり4ドル(約530円)と報道されている。接続されたアクセサリーが認証を受けていない場合、性能が低下したり、iPhoneに警告がポップアップ表示される場合がある。
無線給電規格「Qi」の推進団体Wireless Power Consortium(WPC)は1月3日(米東部時間)、次世代無線給電規格「Qi2」(「チーツー」と発音)を発表した。米Appleの給電技術「MagSafe」をベースに構築する。
Appleは2017年にWPCに加入した。同社はWPCの他のメンバーと共に、Qi2のコアとなる「Magnetic Power Profile」をMagSafeの技術をベースに開発した。これは、無線充電対応モバイル製品が充電器と完全に一致するようにするもので、これにより、エネルギー効率の向上と充電高速化が実現できるという。
米「Wall Street Journal」が10月24日~26日(現地時間)に開催した「WSJ Tech Live 2022」に出演した「Apple」のワールドワイドマーケティング担当副社長であるGreg Joswiak(グレッグ・ジョズウィアック)は、EU圏内の全てのスマートフォン、タブレット、カメラを共通の充電ポートにすることを義務付ける“USB-C統一法案”について、「従わざるを得ない」と発言。